ミノキシジルは血管拡張作用を有するとし、元々高血圧患者の治療薬として使用されていました。
その副作用として多毛が認められたことから、再度、発毛剤として開発が進められ、1988年にAGA治療薬として承認されました。
ミノキシジルは、主に髪の毛を成長を促す毛乳頭細胞に働きかけ、ヘアサイクルを延長させる働きを持っています。
ミノキシジルは発毛因子の産生を促進する働きを持ち、これらの成長因子が毛母細胞を刺激することで、髪の毛の育成を促します。
ミノキシジルには髪の毛を生成する毛母細胞の死滅を抑制する働きがあり、ヘアサイクルの成長期が延長され、育毛及び脱毛抑制への効果も期待出来ます。
また、ミノキシジルの効果が出るまで、およそ6ヶ月とされていますが、早い方は3ヶ月ほどで効果が出る場合もあり、個人差が大きいことも特徴です。
早い段階で効果が出ずとも、最低6ヶ月は使用を続けてみましょう。
ミノキシジルは発毛を促す治療薬ですが、AGAの進行を抑制する訳ではありませんので、デュタステリド等の他の治療薬と併用した方が、発毛効果を高めるという研究結果も出ています。
AGA治療は、是非当院にご相談下さい!